燃料油脂新聞に掲載されました
2025年9月12日 洗車機ケミカル点検結果報告書のデジタル化について燃料油脂新聞に掲載されました。
洗車機ケミカル点検結果報告書 デジタル化
ペーパーレスで紛失リスク軽減 メールなど情報共有可能
アピカは、同社のセルフ洗車機用ケミカル製品を購入しているSSに対するアフターサービス『洗車機ケミカル点検』について、結果報告書をデジタル化した。
洗車機の点検・清掃といったメンテナンスを行うサービスマンが専用タブレットで結果報告書の使用ケミカルや点検項目を確認・記入し作業内容などを書き込んだうえ、SSの担当者に終了確認を実施、SS担当者のサイン記入後、あらかじめ登録しておいたSSなどのアドレスへメールで送信する仕組み。
従来はサービスマンがプリンターを持参し、作業後にその場で結果報告書を印刷、手渡していた。しかし紙ベースではSS側が保管できないケースもある。中には紛失し再発行を依頼するSSもあったという。またSS担当者だけではなく本社の役職者などにも結果報告書を送るように頼まれる場合もあり、サービスマンが結果報告書を同社の営業担当に送り、同担当がメールで送信。手間がかかりタイムラグも発生していた。
これらの課題を解決するためシステムを構築。関東と九州のテスト運用でも評判は上々で『紙で渡されるよりデジタルのほうが良い』といった声が届いているという。
デジタル化は同社側にも利点がある。送信する結果報告書は同社でも把握するため点検の頻度をチェックでき、訪問漏れなどを防ぐことができる。加えて結果報告書の書き方もサービスマンごとの差異を軽減できる。担当者は『定期的にアフターサービスを実施しているのは当社のみ。(デジタル化で)メンテナンスをきっちりお届けしたい。人手不足のなか、洗車もドライブスルー洗車がメインになる。(SSの)顧客満足度を高めたい』としている。
(2025年9月12日 燃料油脂新聞に掲載の記事より抜粋)
